中小企業診断士1次試験、財務・会計が分からなすぎて鉛筆を転がした話

中小企業診断士の勉強を始めた1年目。
7科目ある中で、どうしても最後までできるようにならなかった科目がありました。
財務・会計です。
問題集の1問に30分、長いと1時間。
なんとか問題集は進めていたものの、過去問になると全然解けない。
本番が近づいても、
「これはもう、財務・会計は科目合格できれば十分かな」
くらいに思っていました。
そんな状態で迎えた、初めての1次試験。
最終的に私は、本当に分からない問題を前にして、
鉛筆を転がしました。
そしてなぜか、財務・会計は40点を超えました。
1年目は独学で勉強していた
初めて中小企業診断士を受験した年は、基本的に独学で勉強していました。
当時は大学生だったので、課題の合間などを使って少しずつ勉強。
財務・会計以外の科目については、過去問も5〜10年分ほど解いていました。
ただ、財務・会計だけはなかなか進みませんでした。
問題集を解くだけでもかなり時間がかかる。
解説を読んでも、
「なるほど……?」
くらいで終わってしまうこともありました。
過去問になると、さらに難しい。
ほかの科目と比べても、明らかに仕上がっていませんでした。
そのため、本番前には、
「財務・会計は無理に高得点を狙わず、とりあえず足切りだけは避けたい」
という気持ちになっていました。
本番、本当に分からない問題が出てきた
そして迎えた1次試験本番。
当然ですが、勉強して分からなかったものが、本番になった瞬間に突然分かるようになるわけではありません。
考えても分からない問題がありました。
そこで登場したのが、
鉛筆です。
あらかじめ、
「この面が出たら1番」
「この面なら2番」
というように決めておいて、
どうしても分からない問題は鉛筆を転がして選びました。
もちろん、これは勉強法としておすすめしたいわけではありません。笑
分かる問題はちゃんと考えて解く。
選択肢を絞れるなら絞る。
それでも最後まで分からなかったら、
もう何かしらマークして帰る。
そんな気持ちでした。
なぜか40点を超えた
試験が終わって自己採点してみると、
財務・会計はまさかの40点超え。
高得点ではありません。
でも、あれだけできなかった財務・会計で、足切りは回避していました。
正直、
「鉛筆……当たってる……」
と思いました。
ただ、1次試験は7科目合計で420点以上が合格基準。
自己採点した時点では、全科目合わせても418点前後だったと思います。
財務・会計の足切りは避けられた。
でも合計点が少し足りない。
「やっぱりダメだったか」
と思っていました。
その後、まさかの救済措置
ところが、その年は一部の科目・設問について救済措置がありました。
その結果、私の点数も動いて、
最終的に420点を超えました。
まさかの、1回目の1次試験で合格。
財務・会計では鉛筆を転がしている。
自己採点では数点足りない。
そこから救済措置が入って合格。
自分でも、
「こんなことあるんだ……」
という感じでした。
半年間、「本当にできるようになってる?」と思っていた
今振り返ると、1年目の勉強期間はずっと自信がありませんでした。
独学だったこともあって、
「この勉強方法で合ってるのかな」
「本当に問題が解けるようになってるのかな」
と思いながら勉強していました。
初めて、
「もしかしたら、この試験いけるかもしれない」
と思えたのも、本番の2〜3週間前くらいだったと思います。
それまでは、本当に手応えがありませんでした。
それでも、課題の合間や空いた時間を使って半年ほど勉強してきたので、
取れるものだけは全部取って帰ろう
と思って本番に行きました。
分からなくても、最後まで答案は埋める
もちろん、
「分からなかったら鉛筆を転がせば受かります」
という話ではありません。
むしろ、財務・会計をもう少しちゃんと勉強しておけばよかったと思います。笑
ただ、この経験から思うのは、
本番で分からない問題が出ても、そこで諦めなくていい
ということです。
分かる問題を取る。
選択肢を絞る。
最後まで考える。
それでも分からなければ、とにかくマークして帰る。
1問が分からなくても、その時点では最終結果なんて分かりません。
私自身、試験が終わった時点では「数点足りなかった」と思っていたのに、結果的には1次試験を突破しました。
試験って、本当に最後まで何が起こるか分からないものだと思います。
私の1回目の1次試験は、
財務・会計の足切り回避と、最後まで諦めずに取れる点を拾った結果、ギリギリ合格できた試験
でした。
鉛筆を転がしたことまで含めて、今となってはかなり思い出深い1年目です。
