【中小企業診断士2次試験】直前期にやること|4年受験した私が最後にやっていた勉強法

中小企業診断士の2次試験が近づいてくると、不思議なくらい「できていないこと」が目につきます。
「この論点も怪しい」
「もう少し新しい問題も解いた方がいい?」
「ファイナルペーパーも充実させた方がいいかも……」
私も2次試験を受験していた頃、直前期になるたびに焦っていました。
でも、最後の年は直前期に新しいことをほとんど増やしませんでした。
むしろ意識していたのは、今まで勉強してきたことを「本番でちゃんと使える状態」にしておくこと。
この記事では、2次試験を複数回受験した私が、試験直前に実際にやっていたことをまとめます。
この記事でわかること
・2次試験直前に何を復習するか
・ファイナルペーパーの使い方
・事例Ⅳの直前対策
・本番に向けた生活リズム
2次試験直前は「新しい問題」より復習を優先した
直前期は、ほとんど復習に使っていました。
何度も解いた過去問だと、正直もう答えを覚えていることもあります。笑
それでも見直していました。
確認したかったのは答えそのものではなく、
- この問題をどういう順番で考えたのか
- なぜ自分はここで間違えたのか
- 高得点答案と自分の答案は何が違ったのか
という部分です。
新しい問題を解くと、新しい弱点も見つかります。
もちろん早い時期ならそれも大切ですが、試験直前に新しい弱点を大量に発掘しても、私は余計に焦ってしまいました。
なので最後は、「新しいことを知る」より「今までやったことを使えるようにする」ことを優先していました。
ファイナルペーパーは「知識集」ではなく、考え方を残す
2次試験の直前対策としてよく出てくるのが、ファイナルペーパーです。
ただ、私はきれいなファイナルペーパーを作ること自体が目的にならないようにしていました。
例えば、
「後継者育成 → 権限移譲・OJT」
と覚えていたとしても、設問に「後継者」と出てきた瞬間に、その言葉を書けばいいわけではありません。
大切なのは、与件文を読んで、
「この企業の場合は、なぜそれが必要なのか?」
を考えることだと思っています。
私は過去問を解いたあと、自分の答案と高得点答案を見比べながら、
「なんで私はこの視点が出てこなかったんだろう?」
「こういう状況のときに、この考え方を使うのか」
というものを少しずつ拾っていました。
逆に、
「この問題は、この順番で考えたらうまく解けた」
というものも残していました。
つまり私にとってファイナルペーパーは、知識をたくさん詰め込むものというより、
「こういうときは、こう考える」を集めておくもの。
暗記するためというより、本番で自分の思考を再現するためのものに近かったです。
事例Ⅳは毎日少しでも触る
直前期でも、事例Ⅳだけはなるべく毎日触るようにしていました。
とはいっても、毎日80分解くわけではありません。
経営分析だけの日もあれば、CVPを1問だけ解く日もあります。
それでも、とりあえず計算する。
私は数日やらないだけでも、微妙に計算の感覚が鈍る気がしていました。
なので、「事例Ⅳ筋を落とさないための筋トレ」くらいの感覚です。笑
自分がよくするミスも確認しておく
事例Ⅳでは、自分が何度もやってしまうミスも整理していました。
例えば、
「単位を間違える」
「条件を読み飛ばす」
「途中の計算を間違える」
など。
「本番ではミスしないぞ」と気合いを入れるより、
「私はここでやらかす人間です」
と分かっていた方が、個人的には対策しやすかったです。
自分が間違えやすいポイントは、直前にもう一度確認しておくのがおすすめです。
解き慣れた過去問を、あえて短時間で解いてみる
何度も解いて内容を覚えている過去問は、あえて普段より短い時間で解くこともありました。
例えば、
「これ、いつもの半分くらいの時間で処理できるかな?」
という感じです。
目的は、正解できるかどうかではありません。
問題用紙の使い方、読む順番、計算など、考えなくてもできる部分の処理速度を上げるためです。
2次試験では、80分すべてをじっくり考えることには使えません。
考えなくてもいい部分をなるべく「作業」にしておけば、その分、本当に考えたいところに時間を残せます。
特に事例Ⅳは時間配分が重要なので、直前期は時間を測って解くことを意識していました。
生活リズムも本番に合わせておく
勉強以外で意識していたのが、睡眠と体力です。
私は朝があまり得意ではないので、直前期は寝る時間を決めて、少しずつ本番の時間に生活リズムを合わせていました。
軽く歩くこともありました。
2次試験は4事例を一日で解くので、かなり疲れます。
初めて受験したときは、
「これ、勉強だけじゃなくて体力もいるじゃん……」
と思いました。笑
直前に無理をして勉強時間を増やすより、最後の事例Ⅳまで頭が動く状態で本番を迎える。
最後の方は、そこもかなり大切にしていました。
2次試験直前は「増やす」より「整える」
直前期になると、どうしても「まだ足りない」が目につきます。
でも、ここまで来たら、新しいことを増やすより、今までやってきたことを本番で使える状態にしておく。
私は最後の年、そんな感覚で過ごしていました。
復習して、事例Ⅳに少し触って、ちゃんと寝る。
直前期で焦っている人がこの記事を読んで、「そんなに焦らなくてもいいのかも」と少しでも思ってもらえたら嬉しいです。
